人間に必要な栄養素です

看護師

葉酸はビタミンの一種で、他の栄養素の働きを助けて正常に働かせる機能があります。この栄養素の主な働きとして、「赤血球の形成」や「エネルギーを作る」「DNA合成」などがあります。妊娠中の胎児の成長にかかせない栄養素として、特に女性が摂るべき栄養素が葉酸です。妊婦さんはもちろんのこと、妊娠を希望する女性も妊娠前から葉酸を摂ることが望ましいとされ、昨今では産婦人科や厚生労働省も妊婦は葉酸を摂ることを推奨しています。妊婦さんにのみ必要と思われがちな葉酸ですが、健康や美容の面においては年齢も男女も関係なく摂取することが必要な栄養素です。葉酸が不足してしまうと免疫機能の低下がみられ、体調不良の原因にもなります。

葉酸は水溶性ビタミンのため、栄養素が流れやすく普段の食事だけですべてを補うのは難しいビタミンです。効果的に摂取するためには、サプリメントなどの栄養補助食品で補うことで手軽に必要量を摂取できます。男女別の一日あたりの葉酸摂取基準値は、男性で「289マイクログラム」女性では「271マイクログラム」という平均値です。葉酸は偏った食生活をしている人をのぞけば、普段の食事で不足することは少ないと言われている栄養素です。しかし妊娠中や授乳中の女性には不足しやすい栄養素です。胎児や乳児の成長にかかせないため、お子さんの分の栄養として葉酸を摂ることを心がける必要があります。特に妊娠中に摂取を心がけることで「胎児の神経管閉塞障害」などの病気のリスクを下げることがあります。